技術情報

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製品供給期間・保守期間一覧更新

産業用パソコンの供給期間・保守期間一覧

最新の製品供給期間・保守期間は、下表のとおりです。-2018年3月20日現在

【産業用コンピュータ FA3100シリーズ】

機種 リリース時期 製造終了予定時期 保守対応完了時期
FA3100SS model 1000 2014 ⁄ 3 2019 ⁄ 3 ※1 2026 ⁄ 3
FA3100S model 9700 2011 ⁄ 7 2016 ⁄ 7(済) 2023 ⁄ 7
FA3100S model 5500 2009 ⁄ 3 2014 ⁄ 3(済) 2021 ⁄ 3
FA3100S model 9500 2008 ⁄ 11 2014 ⁄ 6(済) 2020 ⁄ 11

 

【産業用コンピュータ F*2100シリーズ】

機種 リリース時期 製造終了予定時期 保守対応完了時期
FA2100T model 700 2017 ⁄ 10 2022 ⁄ 10 2029 ⁄ 10
FR2100SS model 500 2013 ⁄ 4 2018 ⁄ 11 ※1 2025 ⁄ 4
FA2100SS model 400 2015 ⁄ 5 2020 ⁄ 5 2027 ⁄ 5
FA2100SS model 500 2012 ⁄ 5 2018⁄ 3(済) 2024 ⁄ 5
FA2100S model 200 2008 ⁄ 10 2013 ⁄ 10(済) 2020 ⁄ 10
FA2100S model 300 2008 ⁄ 7 2013 ⁄ 7(済) 2020 ⁄ 7
FR2100S model 300200 2009 ⁄ 3 2014 ⁄ 3(済) 2021 ⁄ 3
FA2100SB model 300200 2009 ⁄ 12 2014 ⁄ 12(済) 2021 ⁄ 12

※1 WindowsXPプレインストールモデルの販売は、既に終了しております。

【産業用コンピュータ バリューモデル】

機種 リリース時期 製造終了予定時期 保守対応完了時期
FA1100 model 100 2012 ⁄ 12 2016 ⁄ 12(済) 2022 ⁄ 12

【産業用サーバー】

機種 リリース時期 製造終了予定時期 保守対応完了時期
FS20000S model 200/100 2016 ⁄ 6 2021 ⁄ 6 2028 ⁄ 6
FS10000S model 2000 2010 ⁄ 4 2016 ⁄ 9(済) 2022 ⁄ 4 ※2
機種 リリース時期 製造終了予定時期 保守対応完了時期
FS5000S model 2000 2010 ⁄ 12 2016 ⁄ 9(済) 2022 ⁄ 12 ※2
FS5000 model  280A/320A
/280R/320R
2007 ⁄ 1 2012 ⁄ 1(済) 2019 ⁄ 1

※2 保守対応の期間については、出荷月単位で起算して7年とさせていただきます。
例)2016年9月に出荷した本体の保守対応期間は2016年9月から2023年9月末までとなります。

【組込み型コンピュータ】

機種 リリース時期 製造終了予定時期 保守対応完了時期
EC20 model 100 2013 ⁄ 4 2018 ⁄ 4 2025 ⁄ 4

RAIDソフトウェア更新について

弊社産業用コンピュータの米国アダプテック社製RAIDカードを搭載している機種において、RAID関連ソフトウェアの更新を実施。

【 対象機種 】

  • FA3100Sモデル9000ミラーディスク構成のWindows 2000/Windows XP/Windows Server 2003搭載機
  • FB2100Aモデル100ミラーディスク構成のWindows 2000/Windows XP搭載機
  • FS10000モデル280R/320RのWindows 2000/Windows XP/Windows Server 2003搭載機
     (モデル280S/320Sは本更新の対象外となります)
  • FS5000モデル280R/320RのWindows XP/Windows Server 2003搭載機

【 変更内容 】

  • RAIDカードAAR-1420SAのRAIDドライバを更新しました。
    対象機種:FA3100S, FB2100AのWindows搭載機
  • RAIDカードAAR-1420SAの拡張BIOSを更新しました。
    対象機種:FA3100S, FB2100A
  • RAID管理ソフトウェアAdaptec Storage Managerを更新しました。

Adaptec Storage Manager(以降、ASMと略します)は、Windows上で動作するRAID管理ソフトウェアです。

対象:FA3100S, FB2100A,FS10000モデル280R/320R, FS5000モデル280R/320RのWindows搭載機

■ 変更内容詳細

  • RAIDドライバの更新(更新前バージョン:1.1.11104.3 → 更新後バージョン:1.1.11108.2)
    HDDの稼働率およびノイズ等の影響によるHDDとのデータ転送時エラーに対する耐性向上。
    RAIDカードの製品方針として、データの信頼性およびシステムに対するレスポンスを重視し、RAIDカードは異常発生の可能性があるHDDを切り離すという動作を行います。
    しかしこの動作は、HDD自体の障害だけではなく、回復可能な障害であってもHDDを切り離すため、トレードオフとしてHDD稼働率の低下という側面があります。
    ノイズ等によるRAIDカードとHDD間のデータ転送時のエラーのような回復可能なエラーの発生時には、必要なSATA関連の再初期化等の処理を行い、再度転送を再開させるように変更いたしました。
    この再転送処理は、従来バージョンと同一のタイムアウト時間内で処理されるため、ホストへの応答時間には影響ありません。従来バージョンと同等です。
    本処理はRAIDドライバソフトウェア内部で完結するため、アプリケーションソフトウェア等に対する影響はありません。
  • RAIDカード拡張BIOSの更新(更新前バージョン:2019 → 更新後バージョン:2019S1)
    起動時のHDD認識処理を強化しました。
    非常に低い確率であるものの、起動時のHDD認識時にHDDを切り離す場合がありました。SATAコントローラ処理を変更し、RAIDドライバ同様にHDDの切離し頻度を抑制(予防保全)する処置を施しました。
    この処理は本体起動時のみに動作するものであり、アプリケーションソフトウェア等に対する影響はありません。
  • ASMの更新(更新前バージョン:4.30.01 16044 → 更新後バージョン:5.10.00 17173)
    SNMP監視の安定度向上。
    アダプテック社のソフトウェア更新に伴い、弊社での動作検証処理が完了いたしましたのでご連絡いたします。アダプテック社での修正内容は、snmp.exeもしくはStorServ.exeに発生するCPU負荷,メモリ使用量が増加することへの修正となります。
    しかし、弊社産業用コンピュータでの本ソフトウェアの稼動実績より、その発生確率は非常に低いものと判断しています。また、本現象は、システムを再起動することによっても解消されます。従って、定期的に再起動を実行するシステムでは、その影響は非常に少ないものと考えます。

【 適用時期 】

FA3100S,FB2100A

新規出荷分は2月出荷分から適用予定。

既出荷品への適用を希望される場合には、下記ソフトウェアを入手いただき、ソフトウェアのアップデート操作を、お客様にて実施いただきますようお願いいたします。

ソフトウェアの入手につきましては、担当営業までご連絡ください。

FA3100S用セットアップCD:型式SPNRSU3A V01.07

FB2100S用セットアップCD:型式SPFBSU3A V01.02

AAR-1420SA拡張BIOS:型式SP14203A V01.02

東芝保守サービスのご案内

東芝産業用コンピュータの保守サービスメニューは、より大きな安心を提供する「保守システム」と、障害発生時に対応する、「スポット保守システム」、10年間の保守要望に対応する。

「ロングライフメンテナンス」が用意されています。多彩な、個別メニューの中から、お客様に満足いただける、保守サービスをお選びいただけます。

1. スポット保守システム

未契約のお客様を対象にした、保守サービスです。センドバック保守、オンサイト保守があり、お客様のご要望により対応します。使用頻度が少なく、障害復旧や装置の修理に時間的余裕がもて、保守申し込みをされていないお客様用です。

さらに、保守を延長できます!!

2. ロングライフメンテナンス

産業用コンピュータ保守対応期間を3年間延長し、ご購入時期によらず、最短でも10年間の保守部品の供給を実施いたします。

本オプションをご購入いただくことにより製品の5年供給モデルは、最長15年の保守部品の供給が可能となります。

RAS機能

[Reliavility(信頼性) Availability(汎用性). Serviceability(保守性)]

産業用コンピュータには、基本的に装備されている機能です。東芝製産業用パソコンにも装着されております。

RAS機能は、早期に本体内部の異常を検知し、それに応じた適切な対応により早期復旧を可能にします。充実した状態監視機能で詳細な動作状態を知ることができ、さらにその内容がバッテリバックアップされたRASメモリに保存されますので後で原因解析をすることが可能です。また、外部接点入出力(DI/DO)機能により、接点入力(4点)、接点出力(4点)、本体電源ON/OFFや本体のイニシャライズを行うリモート制御が可能です。

FA3100Aの場合

    ハードウェアモニタ機能
(標準装備)
拡張RASボード搭載
(オプション)
ファン停止検出 ファン停止を検出します。 ○*1
CPU温度検出 CPU温度の読み出しおよび異常上昇を検出します。 ○*1 ○*1
筐体内温度検出 筐体内温度の読み出しおよび異常上昇を検出します。 ○*1
内部電圧検出 本体内に供給している電圧(2.5V、3.3V、5V、12V、-12V)を検出します。 ○*1 ○*1
メモリエラー検出 メモリ異常(マルチビットエラー)を検出します。
PCIバスエラー検出 PCIバスで発生する異常を検出します。
ディジタル入出力 ディジタル信号(DI⁄DO各4点)の入出力をサポートします。
ウォッチドッグタイマ ソフトウェアの動作停止を検出します。
ミラーディスク監視 ミラーディスクの状態を監視します。
ボタンスイッチ電源OFF機能 パワーボタンスイッチによる、OSの自動シャットダウンを実現します。 ○*2
リモートイニシャライズ 外部信号(DI入力)により、本体のイニシャライズを実行します。
リモートパワーON⁄OFF 外部信号(DI入力)により、本体電源のON⁄OFFのコントロールを実行します。
稼働時間監視機能 本体内部の消耗品などハードウェア機構の稼働時間を監視します。
温度情報トレンド機能 温度情報を任意のサンプリング周期で記録します。
シミュレーション機能 ファン停止⁄温度上昇などをシミュレートし、RASユーザプログラム作成の際に、デバッグを支援します。

※1 異常発生時の通知機能はありません。異常発生時は、イベントログにロギングされます。

※2 拡張RASボード無しの場合は、OSの機能にて実現します。

FA3100A

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